ここでは矯正歯科治療の具体的な流れについてご紹介いたします。
これから治療を始めたい方や矯正歯科治療ってどういう事をするのか、わからないと不安に思われる方はご確認ください。
大きな流れはざっと下記の4項目です。
・相談
・契約
・矯正治療
・保定・治療後の経過観察
これらの項目に沿って治療を行うのが通常です。
医院を選ぶときや、治療方法のトラブルを回避するためにも大まかな流れは知っておいても損はありません。
■治療の流れの詳細
1、初診相談しよう!(目安30分~60分)
初診でカウンセリングをまずは受けます。
具体的な内容は、歯科医師より治療の開始時期や治療方法などを説明されます。
また、予測される装置・方法、治療期間や、重要な費用の大まかな予算感なども伝えてくれます。
小中学生、高校生の方は、保護者の方同伴で初診を受けるようにしましょう。
2、精密検査を受けよう!(目安60分)
まずは矯正の診断に必要な歯のデータを収集します。
基本的にはレントゲン写真や、頭部X線規格写真などの撮影です。
この精密検査を受けて、初めて具体的な治療方法を計画していきます。
3、治療計画の説明を受けよう!(30分~60分)
精密検査を受けた結果をもとに、歯科医師より治療計画の説明を受ける事ができます。
ここで具体的な治療費なども産出できます。
またどのくらい期間がかかるかなど、治療方法のメリットやデメリットまで気になる事はこの場で確認しましょう。
4、治療開始と歯磨き指導を受けよう!
いよいよ矯正治療の開始です。
装置を接着し、治療を進めていきます。また、装置を接着した後は通常の歯磨き方法とは異なります。
虫歯にならないように、しっかり矯正中の歯磨き方法を指導してくれます。
5、通院して治療をうけよう!
装置を装着した後は、歯の具合を見るための装置装着動的治療が開始されます。
3週間から一か月のペースで通院が必要となります。
矯正の度合いによって、通院の回数は人さまざまですので治療計画に沿って通院しましょう。
6、保定(1.5~2.5年)
装置が取れた後、何もしないでいると少しずつ歯が元の場所に戻ろうとして動いてしまいます。
そのため、治療した歯をキープさせるための保定装置を装着します。
通院は2か月から6か月に1度です。